だあしゑんか チェコ料理・ビール・絵本

アブサン【Absinthe】
2008/03/09(Sun) 22:37:58
 
禁断のお酒、アブサン。名前はご存知の方も多いでしょう。独特の風味を持つ薬草酒で、ほとんどの銘柄で水を加えると白濁するのが特徴。主成分であるニガヨモギに含まれるツヨンに幻覚作用があるとされ、多くの国で長らく製造が禁止されていました。

元々はスイスで作られていたニガヨモギを原料とした薬を、医師ピエール・オーディナーレが改良し、レシピを1797年にアンリ・ルイ・ペルノーに売却したもので、アルコール度数が高く安価であることと、向精神作用に関するまことしやかな噂もあいまって特に19世紀フランスの芸術家達によって愛飲されていました。ヴェルレーヌやロートレックはこのお酒によって身を滅ぼしたと言われており、他にもモネ、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、ヘミングウェイなどがアブサンの虜になったと伝えられています。

1981年にWHOがツヨン残存量を10ppm以下なら許容すると認定したため、製造がおおっぴらに再開され、日本にも多彩なアブサンが輸入されることとなりました。主にフランス製ですが、まれにチェコのものも入ることがあります。

上の写真のようにスプーンの上に乗せた角砂糖にアブサンを染み込ませて火をつける飲み方は、ヒルアブサンのチェコ人プロモーターが考案したそうです。アブサンを置いているバーはそれなりにあってもこの「ボヘミアンスタイル」を楽しめる店は少ないはずです。ぜひ挑戦してみてください。

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